何者にもなれてない中年
この記事は秀逸だと思ったなー。
中年はいずれにしても何者かになって(しまって)いるってことですよね、、
「何者にもなれてない」ってのは基準の問題で、イコール「ひとかどの何か」になれてないって意味で基本使うんだろうけど、
歳を取った(取り終わった)人間にとっては、これからひとかどの人間になどなれる余地も少なく、
言ってしまえば「何者にもなれない人間になった」人ってことになる、そういう人は。
バッドエンドとまでは言わないけど、そもそもフィクションに触れすぎなのか影響されすぎなのか、本来大多数の人はそのような「者」になるのが当たり前のはず。
もちろん若いうちからそこ(何者にもなれなかった人)を目指す人もいないかもだし、そもそもその必要もないし、その点は何世紀も変わらないのかも知れない。
年齢を重ねる毎にあきらめざるを得ないことが増えていって、なにかどにもなれないままにあきらめることだけはマストで発生するとなれば、生きてるだけで中年になった人間は畢竟病むということですか?
この記事によれば何者かになっていたとしても、自分本来のニーズと合っていなければ結果病むという話でしたか。
要は自分の分際を知っていれば病みにくいって話ですか。なんかこう言うと夢もくそもないですが。それでも中年になればその問題を直視して、認めていかざるを得ません。そうじゃなかったほんと、生きられないです。